■筋肉持久力向上
男性学生40名(17~19歳)を2つのグループに分け、二重盲検にてアスタキサンチン(4mg/日)とプラセボを6ヶ月投与した。筋肉持久力の評価は、ウォーミングアップとしてエルゴメータ付き自動車こぎ(負荷125W、3分間)を行った後、スミス装置を使用し、42.5kgの負荷をかけて90度の角度になるまで膝を曲げたスクワット回数を測定した。その結果、プラセボ群と比較してアスタキサンチン群のグループの方が回数に飛躍的な上昇がみられ、アスタキサンチン摂取により筋肉持久力が向上したことが確認されました。
■血中乳酸抑制
大学陸上選手(16名)を対象に二重盲検を行い、アスタキサンチン(6mg/日)およびプラセボを4週間摂取させ、5000mの自己ベスト記録のスピードで1200m走った後の血液中の乳酸濃度を測定した。プラセボ群では摂取前後で有意な変化がないのに対して、アスタキサンチン群では摂取後に乳酸上昇が有意に抑制された。
■パワー向上
日常的にスポーツを実施している男子大学生23名をアスタキサンチン12mg/日摂取群11名と非摂取群12名に分けスタート時、2週間後、4週間後の3回ミドルパワーを測定した。自転車エルゴメーターを用い、40秒間の全力ペダリング(負荷値:体重×0.075kp)を行い、10分の休息(座位安静)をはさみ2回実施することでミドルパワーを評価した。その結果、アスタキサンチン4週間摂取後において、非摂取群に認められないパワー値の向上が、試技1回目でその傾向が2回目では有意に認められた。
アスタキサンチンには、内臓脂肪や皮下脂肪をを減らすダイエット効果があります。
メタボの検査項目でもある内臓脂肪は、肥大化すると、アディポネクチンというホルモンの分泌が減り、炎症成分のTNF‐αが増加することで、インスリンの効きが悪くなり、糖尿病や高血圧、高脂血症の原因となります。
アスタキサンチンは、運動時のエネルギー源として糖よりも脂肪を優先的に利用する作用が働くとされています。京都府立医科大学消化器内科学の吉川敏一教授によると、アスタキサンチンは運動中の脂肪燃焼の効率を高めるので、日常生活レベルの運動でも脂肪が燃えやすくなると考えられると話していて、運動をすることで更なる脂肪燃焼を期待できるといえます。
また、ヤマハ発動機のマウスを使用した研究では、同じ高脂肪食を食べた場合に、アスタキサンチンを摂ったマウスは、摂らないマウスに比べて、皮下脂肪が約39%、内臓脂肪が約27%、蓄積が抑えられたとされています。このことから、アスタキサンチンを摂ることで、内臓脂肪や皮下脂肪の蓄積が抑制されることが、明らかになっています。
つまり、アスタキサンチンは、運動時に脂肪を燃焼しやすくする作用があり、さらに、食事によっての内臓脂肪の蓄積も抑制できることで、アスタキサンチンを摂ることは、内臓脂肪や皮下脂肪を減少させる効果が期待できるといえ、メタボや内臓脂肪が心配な方々にはおススメしたい成分といえます。
アスタキサンチンは、カロテノイド(カロチノイド)系色素の一種で鮭、イクラ、マス、オキアミ、エビ・カニ類などの赤色の素です。エビ、カニなどのアスタキサンチンはタンパク質と結合して青緑色で存在しています。加熱や酸処理を行うことでタンパク質から分離して赤色になります。
新鮮なカニや海老を茹でると赤くなりますよね?その赤くなる成分がアスタキサンチンなのです。
アスタキサンチンは脂肪に溶ける性質を持つ脂溶性の成分です。 アスタキサンチンは、とくに美容界でも注目されつつある栄養素です。
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